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決算解説
決算サマリー
$ONON
Q2 FY2026決算 2026-08-11
💰 今四半期業績
- 🟢 Adjusted EPS:CHF 0.35 (予想CHF 0.34) ➡️ 約+2.9%ビート
- 🔴 売上高:CHF 850.3M (予想CHF 879.57M) ➡️ 約-3.3%ミス (報告ベースで前年同期比**+13.5%増**、恒常通貨ベースで**+21.6%増**)
📊 重要指標
- 🟢 粗利益率 (Gross Profit Margin):65.4% (粗利益額 CHF 555.7M, 前年同期は61.5%, +3.9ptの大幅改善)
- 🟢 Adjusted EBITDA:CHF 168.1M (マージン 19.8%, 前年同期は18.2%)
- 🟢 純利益 (Net Income):CHF 105.0M (前年同期はCHF -40.9Mの赤字、大幅黒字化)
- 🟢 DTC(直販)チャネル売上高:CHF 388.4M (報告ベース前年同期比**+26.0%増**、恒常通貨ベースで**+34.3%増**) ➡️ DTC比率は四半期として過去最高の**45.7%**に到達
- 🔴 卸売(Wholesale)チャネル売上高:CHF 461.9M (報告ベース**+4.8%増**、恒常通貨ベースで**+12.7%増**) ➡️ 米国のプロモーション(値引き)環境下でブランドの価格整合性を守るため、戦略的に出荷制限(sell-in管理)を実施したため成長が一時的に減速
- 🟢 地域別売上(恒常通貨ベース):
- Americas:CHF 451.6M (恒常通貨ベースで前年同期比**+13.0%増**)
- Europe, Middle East and Africa (EMEA):CHF 228.2M (恒常通貨ベースで前年同期比**+20.5%増**) ➡️ フランス、スペイン、イタリアが大幅に牽引
- Asia-Pacific (APAC):CHF 170.5M (恒常通貨ベースで前年同期比**+54.7%増**) ➡️ 日本、韓国、中国(Greater China)が非常に強力な成長を維持
- 🟢 製品カテゴリー別売上(恒常通貨ベース):
- シューズ:CHF 781.6M (+18.9%増, 「Cloudtilt」などのライフスタイル製品や、ランニングシューズが牽引)
- アパレル:CHF 54.2M (+56.2%増, テニスやトレーニング、女性向けアパレルが急成長)
- アクセサリー:CHF 14.5M (+102.2%増)
- 🟢 現金及び現金同等物:CHF 1,205.6M (2025年末のCHF 1,019.9Mから増加、極めて強固なキャッシュポジション)
- ℹ️ IEEPA米国関税還付の好影響:すでに受領が確定した関税還付分約CHF 27.9Mを第3四半期(Q3)決算時に利益認識する予定(今回のQ2実績や今後の通期ガイダンスには未反映)
📊 通年ガイダンス (FY2026)
- 🔴 売上高:恒常通貨ベースで「20%台前半(low-20% range)の成長」を予測。現在の為替スポットレート換算で CHF 3.47B ~ CHF 3.56B (コンセンサス予想 CHF 3.56B) ➡️ 卸売チャネルへの規律ある出荷制限による、ガイダンスの下方修正
- 🟢 粗利益率:「少なくとも65.0%」 (DTCチャネルの比率上昇とフルプライス販売の維持を背景に、前回の64.5%から上方修正)
- 🟢 Adjusted EBITDAマージン:19.5%〜20.0% (ガイダンスレンジ維持)
👥 経営陣(CEO/CFO)のコメント要約
David Allemann(共同創業者 兼 共同CEO)
- プレミアムポジションの維持:On Holdingは、プレミアムなブランド地位やマージン目標を妥協することなく、グローバルな規模を達成できることを証明しています。短期的なボリューム(売上高)を追うのではなく、長期的なプレミアムブランド価値を守るための「規律ある経営(restraint)」を最重視しています。
- 卸売の出荷制限は戦略的選択:値引き競争が激化している卸売チャネル(特に米国市場)において、意図的に出荷管理を導入しました。これにより、チャネル内で不必要な在庫が積み上がるのを防ぎ、フルプライスでの販売整合性とブランドの健全性を守ります。
- 若い世代の深い獲得:34歳未満の顧客が現在、全顧客ベースの3分の1以上を占めています。アスレジャーやスポーツアパレルへのシフトなど、「Movement Class(健康や活力をステータスとする世代)」の強い支持を得ていることが確認されています。
Frank Sluis(CFO)
- 構造的収益性の強さ:恒常通貨ベースで21.6%の成長と業界をリードする65.4%の粗利益率は、イノベーションとブランドの熱量に基づいた構造的な強みを示しています。
- 2027年に向けた滑走路の確保:卸売チャネルの出荷制限を行ったのは、2026年後半から2027年にかけてリリースされる「Cloudsurfer 3」(Surrealフォームテクノロジー)など、次世代の画期的なイノベーション製品が市場に最高のプレミアム状態で着地するための「クリーンな滑走路」を整えるためです。
- 利益率予想の引き上げ:好調なDTC比率の拡大と徹底したフルプライス戦略を背景に、通期の粗利益率見通しを従来の「64.5%」から「少なくとも65.0%(at least 65.0%)」へと引き上げました。
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