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決算解説
決算サマリー
💡 Nebius Group $NBIS Q2 FY2026決算 2026-08-12
💰 今四半期業績 (Q2 FY2026)
- 🟢 GAAP EPS:-$0.68 (予想-$0.86)
- 🟢 売上高:$582.3M (予想$573.9M) (YoY+454%、QoQ+46%)
- 🟢 調整後純損失:-$33.2M (前年同期の-$91.5Mから大幅縮小)
📊 重要指標
- 🟢 Nebius AIクラウド売上高:$574.9M (YoY+514%成長、グループ売上高の98%を占める)
- 🟢 ARR (年間実行レート売上高):$3.0B (YoY+598%成長、QoQ+56%〜58%成長)
- 🟢 グループ調整後EBITDA:$236.2M (マージン41%、前年同期の-$21.0Mの赤字から黒字転換)
- 🟢 Nebius AIクラウド調整後EBITDAマージン:約50% (利用率の向上とインフラ効率改善により、前四半期の45%からさらに上昇)
- 🟢 現金及び現金同等物:$8.0B (約80.4億ドル) (今四半期に$5.7Bの設備投資を行ったが、営業キャッシュフロー+$2.3B、ATMによる新規株式発行で約$2.8Bの資金を調達)
- 🟢 顧客前払金見込み:$9.0B超 (2026年通期。Q2成約件数の約70%が前払い条件を含み、設備投資CapExの50〜60%を自己資金でカバー)
- 🟢 契約バックログ (Committed Backlog):$40.0B (顧客による支払コミットメント。今後の資産担保型融資の強力な基盤)
- 🟢 大型契約実績:Q2に4件のランドマーク契約を獲得。平均成約額(TCV)は10億ドル超、MWあたりの年間契約額(ACV)は$20M〜$25M (主要顧客:Reflection、Cohere、米系AIネオラボ、米系大手クオンツ運用会社)
- 🟢 設備投資回収期間 (Payback Period):1年10ヶ月に短縮 (以前の2〜3年レンジから大幅短縮)
- 🟢 契約電力容量目標:2026年末までに5GWへ上方修正 (前回公表の+4GWから引き上げ。2027年以降は年間1GW以上の新規容量展開を予定)
- 🟢 管理型推論プラットフォーム(Token Factory):推論ワークロードがQ2に3倍以上に急拡大。GLM 5.2やKimi K3などの主要オープンウェイトモデルの即日サポートを開始
- 🟢 M&Aによる技術強化:推論最適化のEigen AI、自律型エージェント開発向け検索のTavily、推論オーケストレーションのClarifAIをそれぞれ買収し統合を完了
📊 通年ガイダンス (FY2026) ※すべて据え置き
- グループ売上高:$3.0B〜$3.4B
- ARR:$7.0B〜$9.0B
- グループ調整後EBITDAマージン:約40%
- 設備投資額 (CapEx):$20.0B〜$25.0B
🗣️ CEO・経営陣コメントの要約
- 歴史的な大規模契約と収益性の構造変化 CEOのArkady Volozh氏は、「当四半期、当社は過去最大規模となるAIクラウド契約を、これまでで最も有利な条件で締結しました。これは当社ビジネスの経済性における段階的な変化(step-change)を意味します」と述べ、同社のビジネスモデルが莫大な市場需要を捉えていることに強い自信を示しています。Q2案件の設備投資回収期間が1年10ヶ月に短縮されたことは、その収益性の向上を象徴しています。
- 戦略的な容量管理と価格発見(オークション) 同社は、2027年の全容量を現行の有利な条件で前売りすることも可能でしたが、あえて全容量を売却していません。短期の即時ニーズ(最大6ヶ月、MWあたり4,000万〜5,000万ドル規模の超プレミアム価格)に対応できる容量を手元に残すことで、さらなる高マージンを狙う戦略をとっています。また、Q2に実施した初の容量オークションでは、Blackwell世代のチップで従来価格より15%高い過去最高値を記録し、市場の強い需要を実証しました。
- アセットライト(Asset-light)モデルによるスケール 資本効率の高い新戦略として「アセットライト・パートナーシップ」を本格導入しました。パートナー企業がデータセンター施設、電力、ハードウェアの構築・融資を行い、NebiusはフルスタックのAIクラウドソフトウェア、システム設計、および需要(グローバル営業組織)を提供します。これにより、バランスシートの資本負担を抑えつつ、極めて高い利益率の収益(高マージン収入)を確保し、2027年以降の爆発的な容量拡大を支援します。
- オープンエコシステムと推論(Inference)への注力 同社は、顧客がロックインされることなく柔軟にモデルを稼働できるオープンAIエコシステムの構築にコミットしています。企業のAI導入が進むにつれ推論(Inference)需要は急増しており、買収した技術(Eigen AI、ClarifAI)をフルに統合した「Token Factory」により、トレーニングから推論、さらにリアルタイムWeb検索を提供するTavilyと組み合わせたグラウンディングまで、AIの全ライフサイクルを垂直統合型プラットフォームで支援していく方針です。
📊 Q2決算におけるセグメント別の詳細データやコスト構造の推移をビジュアル化したスプレッドシートやグラフを作成することも可能です。
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